土の入れ替え作業を行い、土を柔らかくした後は、一旦やわらかくした土を踏み固めます。
せっかく柔らかくした土をなぜまた踏み固めるかというと、ある程度、土が固くないと地面を平らにし辛いからです。
ちなみに土を柔らかくしておかないとそれもまた地面を平らにする際にやり辛いので、両方の作業は無駄ではありません。
ある程度、地面を踏み固めたら、次は、鍬を使って高い所の土を低い所に移し再び地面を踏み固めます。
これをガーデニングする範囲全体が均等な高さになるまで何度も何度も繰り返し行ないます。
この時に水平器を使って地面との水平を図りながら行なえば、より地面を平らにすることも可能ですが、完璧に平らにすることは少し難しいかも知れません。
しかし、レンガや敷石を敷く場合には、敷く時に下に砂を敷き一つ一つ水平器で測りながら並べて行く作業をきっちり行なえば、整地の凸凹は多少カバーできます。
また、芝を植えた場合などは、整地の際に目視で平らにすることが出来ていれば、芝が生えてきた時には、地面が平らかどうかということは、わかり辛くなるので、多少の凸凹はカモフラージュできると思います。
とは言っても、あまりにも凸凹がひどかったり、高い所と低い所の差が激しかったりすると、どのガーデニングを行なう際にも、あとの作業が大変になってきますので、最低でも目視で平らになる位に整地を行なった方が良いと思います。