まく芝の種は、ケンタッキー・ブルーグラスに決まったので、次に考えることは、何時種をまくか?ということでした。
一応、私のまいた種に書いてあった説明を読むとまく時期の推奨として、冷涼地は4月初旬~7月下旬と9月初旬~10月初旬、中間地は3月下旬~6月下旬と9月中旬~10月中旬、暖地は3月初旬~6月中旬と9月中旬~11月中旬と書かれていました。
なぜこの時期が推奨されているかというと、芝の生育に影響する気候や気温が大きく関係していて、暑すぎず、寒すぎずという季節が推奨されているようです。
私の住んでいる地域は、冷涼地なので、4月初旬~7月下旬と9月初旬~10月初旬が種まきの推奨時期になります。
実際に私はその推奨時期通りに10月15日(一回目推奨よりやや遅め)と5月23日(二回目推奨通り)に芝の種をまきました。
しかし、実際に秋と春の両方で種まきをしてみたところ、春と秋では、雑草類の成長がまったく違うので、推奨時期とはいっても育てる環境は大きく違っていました。
一回目の種まきを行なった秋は、冬に向かうにつれて西洋芝以外の雑草類は日に日に減少していきました。
また西洋芝は、それとは反対に冬に向かうにつれて少しづつ地面に根付き、春になって他の雑草類が生えてくる頃には雑草の生える余地がないくらい芝が成長していました。
しかし、二回目の種まきを行なった春は、夏に向かうにつれて芝以外の雑草類が芝と同時に生えてくることになり、雑草を抜いたりするとせっかく生えてきた芝も一緒に抜けてしまったり、放置すれば雑草ばかり成長してしまったりと雑草が芝の成長の妨げになってしまいました。
このように雑草と芝の成長を観察してみると推奨時期といっても結果的には、春よりも秋の方が初心者には育てやすい環境のような気がします。
ですので、西洋芝の種まきをする際には、寒さに強いという西洋芝の特性を生かし、芝と雑草の成長が反比例する秋に種まきを行なう方が得策かもしれません。
ちなみに私のまいた10月15日は、少し遅すぎたと思っています。
あまり時期が遅すぎると私のように芝がなかなか成長しないまま冬を迎えてしまうので、そのあたりには注意した方が良いと思います。
目安としては、雑草が段々と減ってきて、尚且つまだ少し気温も高めな9月中旬~10月初旬頃がベストだと思いますが、最近の気候は毎年違うのでなんともいいがたいです。
また、地域性によっても違ったりすると思いますので、そのあたりは、気候や気温、雑草の成長状況などを考慮しながら自分で判断した方が良いと思います。